2019年8月16日(金)「六兵衛茶屋の定食」!

台風10号の通過を待って昨日(15日)は、午後から実家の雲仙市南串山町へ車を走らせ、お墓参りを予定していたが天候の関係で、仏壇へのお参りと初盆参りを済ませた。雲仙市に向かう途中、最近は毎年恒例になっている、千々石町「六兵衛茶屋」に立ち寄り、昔懐かしい「ろくべい定食」を美味しく食した。六兵衛の由来は、今から約220年前の島原普賢岳大噴火により、大飢饉にみまわれた際、島原の名主「六兵衛さん」が考案したものといわれている。サツマイモを輪切りにし、天日干しの「コッパ」を粉にして、水を加えて練り上げた、うどんやそばと違い、丸い棒状で短く茶色っぽいもの。戦時戦後の食糧難の非常食となっていたそうで、時代の流れとともに今では家庭で作られる機会も、ほぼ皆無に近いと思われる。

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