2022年8月20日(土)「坂の上の雲ミュージアム」!

視察最終日(19日)は、松山市の「坂の上の雲ミュージアム」を調査した。このミュージアムは、作家・司馬遼太郎さんの代表作「坂の上の雲」を軸とした、松山市の21世紀のまちづくりを目指し、平成19年4月にまちづくりの中核施設として開館した。施設概要は敷地面積3,384.64㎡、建物面積936.80㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造上に向かって5度の傾き、地下1階地上4階で2つの正三角形を重ねた形、建設費約21億6,300万円、坂の上の雲の世界を展示されている。「坂の上の雲」は、松山出身の秋山好古、秋山真之、正岡子規の3人の主人公を中心に千数百人の登場人物の人生を描くことを通じて、日本における近代国家制度の形成過程を生き生きと表現した作品といわれる。

「坂の上の雲ミュージアム」は、歴史的な松山市及び周辺のエリアを屋根のない博物館とする「フィールドミュージアム構想」の中核施設として位置づけられている。松山市周辺には地域資源が存在しており、市民の力で発掘・再評価・活用していく活動を担い、その地域資源を展示や研究へと循環させていくことが重要である。開館15周年を迎えた今日、施設の老朽化が進み、電気・空調設備及び外構等の計画的な更新が必要となってきている。コロナ禍での厳しい社会経済状況の中、行政の財政的負担が増加しているものの、文化事業や公共施設への財政措置は厳しさが増すが、まちづくりの活動の拠点となるなど、課題と方向性をクリアしていく必要があるとの説明を受け、その後、施設を見学した。

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