長崎市議会は、9月10日から一般質問が始まり、平和公園スポーツ施設の再配置、スポーツ政策についてなど、質疑が行われたのでその概要を掲載する。質問:平和公園スポーツ施設再配置における移転補償費と補助金の協議状況は?回答:弓道場、ソフトボール場、ソフトテニス場(一部)が移転対象になるが、平成6年度末までに建物調査を終えて補償費の算定を済ませ、平成7年度末までに、移転補償費の提示を長崎県に求めている。整備は国と協議し、補助金を活用することを含め、国土交通省から整備計画の策定を求められている。質問:再整備の進捗状況は?回答:総合プールを陸上競技場へ、陸上競技場は中部下水処理場跡地へ、プール跡地は多様な運動が可能な多目的広場に、下水処理場跡に400mトラックを整備、散歩やジョギングに利用できる外周路を整備する。
次に、質問:スポーツ施設の計画的な維持補修計画における具体的な対応は?回答:長崎市個別施設計画(スポーツ施設)の長寿命化計画を策定、令和4年度から令和13年度にかけて大型体育館、庭球場、球技場など更新時期を迎え、優先順位を付けて維持補修に努めている。部品製造をストップするものもある、ナイター照明は喫緊の課題であり、限られた財源のなかでLED化を図る。また、質問:指定管理者と競技団体との連携は?回答:指定管理者、競技団体、長崎市の3団体で役割分担、意見交換を図る必要がある。例えば、テニスコートの場合は、砂の入れ方によって人工芝の管理が出来れば長寿命化につながるとの意見指摘があった。天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは、本日(9月12日)戦後80年に際し被爆地の長崎県を訪問される。私(井上)も行幸啓に伴い特別奉送迎に出席する。