長崎市・長崎市議会は、加藤副市長を団長として理事者・職員12名、議員14名の26人が参加して11月9日(月)から13日(金)までの4泊5日で中華人民共和国福建省福州市、上海市を訪問した。公式訪問の目的は、多くの長崎華僑の出身地である福州市との友好都市提携から35周年を迎えることから、公式訪問団を派遣し、これまでの交流の確認を行うとともに、記念行事への出席や技術交流などを通じて相互理解を図ることなどにより、さらなる関係強化と交流促進につなげるものです。訪問団の構成は、県訪中団から福州市へ3人、水産交流団12人、水道交流団12人の合計26人となった。福州市への訪問は、15年前に県の市民交流団として訪問、5年前の公式訪問と合わせ、今回で3度目の訪問となる、
11月9日(視察初日)は、10時に市議会第1応接に集合し、4泊5日の公式訪問団の結団式を行い長崎空港に向った。長崎空港には、長崎県の訪中団も参加しており、出国手続後、13時発(中国東方航空520便)の飛行機で上海まで飛び立ち、上海浦東空港には現地時間13時40分過ぎ(日本との時差-1時間)に到着した。その後、入国手続きを終えて、16時20分発(中国東方航空5631便)で福州長楽国際空港に飛び立った。現地到着は18時過ぎ、小型バス2台に分乗し、そのまま福州市外事僑務弁公室主催招宴の会場に向った。
空港から会場までの所用時間は、約1時間程度かかるとの話であったが、市中の交通渋滞に遭遇し会場には20時前に到着した。高速道路・幹線道路とも、片側3車線から4車線あるにもかかわらず、交通量の多さにびっくりするとともに、あちらこちらからクラクションの音が鳴り響いていた。また、バスの車窓から都市部のマンションを見れば、綺麗なネオンが施され素晴らしい景観と思いながらも、建設中のためか部屋の明かりは見当たらず生活空間はなかったが、多くの高層マンションが建ち並んでいた。招宴会場では、福州市人民政府外事弁公室張副主任の歓迎を受け、若干遅めの夕食をとりながら交流・友好を図った。