三菱重工㈱長崎造船所で建造中の大型客船アイーダ・ぺルラ(12万4千500トン、全長300m、全幅37.6m、旅客定員3300名)が、5月3日(水)18時25分頃香焼工場の岸壁から離岸、スペインに向けて出航し、6月から地中海クルーズで営業運行を始める。アイーダ・ぺルラは、コスタ・グループ傘下(イタリア)のアイーダ・クルーズ(ドイツ)向けに発注した同型船2隻のうち2隻目。大型客船(アイーダ)は、三菱重工㈱がダイヤモンドプリンセス、サファイアプリンセス以来、11年ぶりに受注したクルーズ客船。1隻目のアイーダ・プリマは、設計や内装の変更が相次ぎ、納期は1年遅れの昨年3月となり2隻目も1年以上遅れたが、関係者の思いを乗せて香焼工場から無事出航した。アイーダ・プリマ見送りのため,海岸沿いにはマスコミ関係者や市民らが集まり、優雅な姿をカメラに収めていた。
長崎市は、5月28日(日)14時から小江原地区ふれあいセンター研修室において自治会・諸団体関係者ら60名超の参加のもと「地域コミュニティのしくみづくりについて」の市民説明会があった。説明会は、4月18日から野母崎行政センターからスタート、6月3日(土)15時から西公民館講堂の17会場で開催された。人口減少、少子高齢化など地域を取り巻く環境が大きく変わるなか、長崎市の将来を見据えて、これからも暮らしやすいまちにしていくために、地域コミュニティのしくみづくりなど地域を支える仕組みについて、市長が説明し意見交換が行われた。地域コミュニティのポイントは、まちづくりを考えるときのキーワードは「地域」、地域の力を高めるために地域内の「連携」、暮らしやすい地域を実現していくための「しくみ」つくりで、市役所も「人」、「拠点」、「資金」の面から支援するとしている。
大浜町自治会(井上重久会長)・大浜町ペーロン保存会(山田昭弘会長)は、6月11日(日)9時から大浜海岸において「大浜町自治会ペーロン大会」を開催した。開会式では、役員を代表して私から「地域の伝統行事でがあるペーロン大会を通じて地域のきずなづくり、青少年の健全育成など地域の活性化に努めて行きたい。大浦川を挟んで鯉のぼりを繫いだ、これを機にさらにマリナシティ自治会と絆を深めていきたい」、田上市長から「地域の伝統行事にはそれぞれの想いが込められている。地域の繋がりを広げてほしい」とのお祝の言葉が述べられた。大会には、大浜町子ども会やコアマンションマリナシティ自治会からも参加を頂き、前夜の雨もあがり子ども達のペーロン体験も行った。また、白・青・赤のチームに分かれての地区対抗レースも大いに盛り上がり、総合成績は白チームが優勝、赤チーム、青チームの順となった。