長崎港におけるクルーズ客船の入港は、昨年は中国系のクルーズが6割、欧米系が3割でしたが、今年は中国系4割、欧米系4割と欧米系の割合が高くなる見込み。春の訪れとともに、3月16日時点で長崎港への入港は32隻、そのうちダブル入港は9回となっている。先ずは、3月11日に寄港した“ノールダム”総㌧数82,897㌧、全長285.43㍍、全幅32.21㍍、乗客定員1,972人、乗組員811人、基隆から長崎へそして鹿児島へ向かう、松が枝初入港。ノールダムはポーランドアメリカラインのビスタクラスの4隻目として就航している。また、同日ダブル寄港した“ノルウェージャン・スカイ”総㌧数77,104㌧、全長258.6㍍、全幅32.3㍍、乗客定員2.002人、乗組員980人、名瀬から出島岸壁へそして麗水へ向かう、長崎初入港。ノルウェージャン・クルーズ・ラインが運行している。
また、3月16日に寄港した”ドリーム“総㌧数77,499㌧、全長261.1㍍、全幅32㍍、乗客定員2,272人、乗組員数850人、天津から長崎そして済州島に向う。また、同日にダブル寄港した“ブルー・ドリーム・メロディ”総㌧数42,289㌧、全長202.85㍍、全幅28㍍、旅客定員1,266人、乗組員数426人、上海から長崎、済州島から長崎を中心に運航している。次に、2025年度一般会計当初予算に観光地域づくり推進費2億8,195万6千円が、一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会(平成30年3月30日DMO法人に登録)に委託されている。観光まちづくりのパートナーであるDMOにおいて、マーケッティング及びプランディングを基に、国内観光、インバウンド及びMICEの誘致拡大に戦略的に取り組み、長崎の魅力づくりと受入態勢の強化により、訪問客の満足度向上と旅行消費拡大を図っている。