長崎市議会は、令和7年第2回定例会を2月19日に開会し、会期を3月13日までの23日間と決めた。その後、防災対策、部活動の在り方検討、地域公共交通対策、特別委員会から調査・検討・提言などの委員長報告があった。一般会計当初予算案は、歳入・歳出は2,413億4千万円(前年比4.5%増)。歳入面では、自主財源の市税は601億6,100万円(前年度比9.3%増)で過去最高、一方国庫支出金や地方交付税などの偉人財源は歳入の6割を占めている。歳出面では、障害福祉やこども関連の扶助費、新東工場建設事業等の投資的経費の影響で、過去最大規模の予算編成となった。重点プロジェクト関連予算は、総事業209件(+48件)、総予算額約39.4億円(+5.4億円)など。特別会計当初予算案は1,114億8,710万6千円、企業会計当初予算案は374億2,946万5千円の総額3,902億5,657万1千円となっている。
条例改正案は、一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例、長崎市消防団員退職報償金条例の一部改正など。工事の請負契約の締結について(琴海中学校校舎ほか解体工事)、工事の請負契約の一部変更について(重要文化財旧オルト住宅主屋ほか2棟保存修理工事、西町小学校改築主体工事ほか)。財産の減額譲渡について(伊王島1丁目)、市道路線の認定について(認定5件)、包括外部監査契約の締結についてなど、人事2件、予算20件、条例13件、その他13件、報告1件が上程された。会派代表質問は2月25日(火)・26日(水)、一般質問は2月27日(木)・28日(金)に行われる。今回、私(井上)は市民クラブを代表して2月25日(火)10時(90分間)から登壇が決定し、市長の政治姿勢、公共施設マネジメント、観光振興など質疑を行う。