アットいう間に師走を迎え、12月5日から長崎市議会定例会(12月議会)も開かれる。今回、12月議会に提案される補正予算の主な概要を掲載する。先ずは、施策推進に係るもののうち、障害福祉サービスにおいて当初の見込みを上回ることから、障害者自立支援給付費(介護給付費)1億6,418万1千円(当初58億238万7千円)を増額する。障害児通所支援事業において当初の見込みを上回ることから、障害児通所等給付費(障害児通所給付費)4億3,618万円(当初29億2,253万9千円)を増額する。令和6年度からの制度改正に伴う、障害福祉サービス等の利用に係る福祉系システム、障害福祉サービス指定事業者等管理システム及び障害児童施設管理システムの改修を行う事務費に5,245万7千円(当初6,570万円)を増額する。
次に、子育て推進支援推進費において、受診件数が見込みを上回るため不足する子ども医療対策費に2億1,398万7千円(当初11億8,771万1千円)を増額する。原爆被爆者特別援護費において、受給件数が見込みを上回るため不足する埋葬料2,203万9千円(当初3億3,516万9千円)を増額するもの。稲佐山公園の長崎稲佐山スループカー運営業務において、令和4年度に指定管理者が配置した人員に係る人件費相当額を賠償する損害賠償金1,555万4千円が提案されている。その他、財政運営のため基金及び特定目的基金に積み立てる基金積立金42億9,252万3千円、過年度事業の確定等に伴う国・県支出金返還金25億1,673万6千円となっている。(写真は12月1日撮影した、新庁舎、旧上下水道局、旧市役所及び旧議会棟の状況)