2021年7月24日(土)「東京五輪開幕・長崎大水害」!

第32回夏季オリンピック東京大会は7月23日、新型コロナの影響を受けて史上初の1年延期となり、国立競技場で開会式が行われ幕を開けた。東京オリンピックは7月23日から8月8日まで、パラリンピックは8月24日から9月5日までの日程で開催される。1964年東京大会以来57年振り、205ヵ国・地域から約1万1千人が参加、史上最多の33競技、339種目が実施される。東京が緊急事態宣言下にある中で、観客受け入れや感染対策を巡る政府、大会組織委員会の判断遅れなど、大会は”無観客“で開催される。平和とスポーツの祭典”オリンピック“は、東日本大震災からの復興を世界に発信するとしていたが、新型コロナの影響を受けて異例の大会となった。今年3月に福島県からスタートした”聖火“は、5月7日長崎に入り平和祈念像前で聖火をつなぎ、国立競技場に聖火の灯がついた。競技はテレビ観戦となるが、選手のご奮闘・ご活躍を祈念する。「ガンバレニッポン!」

次に、昭和57年7月23日の集中豪雨で長崎市を中心に未曾有の被害が出て、死者・行方不明者299名の尊い命が失われた。長崎大水害から39年、大水害の恐ろしさ、無残な姿を思い出すたび、私たちは忘れてならない自然の怖さを。長崎市は、四方を山に囲まれ、市街地の住宅は約7割が斜面地に連なり、特異な市街地を形成し、大雨や台風などによる災害が起こりやすい環境にある。「7.23長崎大水害」以降、本市では都市基盤の整備や地域防災力の向上を進めて来ている。自然災害(土砂災害)の対応は、土砂災害防止法に基づく警戒区域の指定により、国民の生命を守るため危険の周知、警戒避難態勢の整備,住宅等新規立地の抑制等のソフト対策を推進している。その他に、急傾斜地崩壊対策事業、土砂災害ハザードマップの作成など、災害はいつ起きるか分からない。いざ!という時に備え!自分が済んでいる地域の再確認をしておく必要がある。

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