長崎市・長崎市教育委員会は、1月8日(日)14時から出島メッセ長崎(尾上町)において「令和5年長崎市20歳のつどい」を開催し、約1,700人が出席した。長崎駅西口側や出島メッセ長崎内外には、新成人・ご家族・関係者らが集い、久方ぶりの再会と成人を迎えた慶びを分かちあい、新社会人として新たな一歩を踏み出した。この成人式は、平成9年度より新成人による実行委員会を設け、企画立案・周知啓発など新成人自ら取り組んでいる。式典では、田上市長より「人生は既製品ではなく、つくりあげるもの。いろんなことに挑戦し、自分らしい道を見つけてほしい。また、長崎のまちが大きく変化している概要を紹介した」、深堀市議会議長より「飛躍する節目で、歩む道は悩む時もあるが、挑戦・実行して前に進んでほしい」との、励まし・お祝いの言葉が述べられた。
新成人を代表して冨永結さんより「こん日まで見守ってもらった関係者の皆さんに対するお礼の言葉と感謝の気持ち。これから出会う人やものから刺激を受け、一歩一歩成長していく。大人としての自覚と責任を果たし社会に貢献したい」と、誓いの言葉が述べられた。今年成人を迎えるのは、2002年(平成14年)4月2日生まれから2003 年(平成15 年)4月1日までに生まれた人。長崎市の新成人対象者は3,445人(男1,703人、女1,742人)となっている。人口減少のなか、長崎の将来を担う若者の行動力と発想力、チャレンジ精神に大いに期待する。成人者の皆さんは、人生の大きな節目を迎えた社会人として、行動・言動に責任と自覚を持って、何事にも前向きに対応することを期待する。