2022年1月21日(金)「まん延防止適用医療崩壊危機」!

新型コロナのオミクロン株が全国的に爆発的に拡大するなか、1月20日国内の新規感染者数は4万6,199人となり、3日連続で過去最多を更新したと報じられている。長崎県内の新規感染者数は474人、長崎市の新規感染者数は176人となり過去最多を更新している。新型コロナの急増に伴い、きょう21日から「まん延防止等重点措置」の適用を受け、長崎市の田上市長は20日記者会見を開き、グラバー園や出島メッセ長崎、障害福祉センターなど、市が所有する162の施設を1月21日以降、順次休館とし期間は2月13日までとする。市民生活に支障が出ることを避けるため、夜間急患センターや診療所、保育所、長崎幼稚園、市場・小売りセンター、駐車場などは休館しないと発表した。

長崎市主催のイベントは、2月20日まで緊急性や必要性が高いものを除き、原則中止や延期、無観客、リモートでの開催とする。長崎市立の小中学校の授業や学校行事は、感染症対策を徹底したうえで行い、オンラインなどによる実施や縮小、延期も検討し、長崎商業高校では1月24日から31日まで分散登校とする方向で検討中とした。ワクチン接種の対応は、2回目接種からの間隔を6カ月に前倒しする対象者を、ディサービスなど通所サービス事業所の利用者及び従事者(約4,300人)らを加え、接種体制が整った施設から順次接種を行う。田上市長は「医療崩壊の危機が間近に迫った危険な状況」にあるとし、市民に対しては、不要不急の外出や県外との往来の自粛、基本的な感染防止対策の徹底、積極的な3回目のワクチン接種などを呼びかけた。

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