2015年9月30日(水)長崎市「総合戦略策定に向けた講演会」!

2015.9.28 「交流の産業化」講演会①長崎市総務局企画財政部都市経営室は、9月28日(月)午前の部・午後の部に分けてJA長崎せいひ興善町ビル5F大会議室において約200名が出席するなか「長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定に向けた講演会」を開催した。長崎市では「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、人口減少に歯止めをかけ、活力ある地域社会を維持していくことを目的に、産学官金労言や市民の皆さんと意見交換等を進め、総合戦略審議会・人口減少対策推進本部・市議会地方創生対策特別委員会等において審議、調査・検討を行っている。講演会冒頭、田上市長より「総合戦略は長崎らしさの独自性が求められており、キーワードは交流の産業化による長崎創生」との挨拶があった。
2015.9.28 「交流の産業化」②講演会では、初代観光庁長官で首都大学東京の本保芳明特任教授より「交流の産業化」をテーマに、インバウンド(外国人観光客誘致)を軸にした交流産業都市化戦略で「どの地域資源を優先して、どの顧客をターゲットにするのか、選択と集中の徹底が重要」との認識を示した。「交流の産業化」をヒト、モノ、金、情報の交流をビジネスに繋げることが必要で、「観光だけでなく教育研究や視察など多面的なヒトの交流が出発点になる」と指摘し、シンガポールに特化した宣伝活動などで外国人観光客数を伸ばした岐阜県の事例の紹介など聴講した。長崎市は、地方創生に向けた総合戦略を本年度内に策定する予定で、骨子案は交流人口の拡大などに取り組む「交流の産業化」による戦略を揚げている。

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