長崎市議会（井上重久議長）は、建設水道委員会の総意として3月4日私に対し、「道路建設の早期完成に係る用地買収の推進に対する申し入れについて」、市議会の提言・要望を田上市長に対し申し入れてほしいとの要請を受け、昨日（17日）永尾建設水道委員会委員長両名で要望書を提出した。申し入れの概要は、長崎市の道路建設工事が計画通り進んでいないとして、最優先事項は速やかな用地買収であり、より速やかな用地買収の取り組みを進める必要がある。そのため計画された道路計画は、計画期間内の完成を目指すこと。用地買収は、多様な経験と法令等の専門知識を習得した職員の人材育成に努めること。民間活力を活用することなどにより、取り組みの改善を行い推進することなど要望した。また、私から用地取得は、地主さんとの信頼関係が基本であり、組織体制の確認、人材育成や人事異動も含め人材の適正配置、代替地を提示するためには 民間活力の活用も必要ではないかと指摘した。申し入れを受け、田上 市長は「道路整備は市民の暮らしに直結する問題であり、申し入れを真摯に受け止めたい。民間活用は何らかの新しい形を試行的に挑戦したい」との見解が示された。
