前日に引き続き、長崎市令和3年度一般会計当初予算の主な事業「個性を活かした交流の拡大」関連の概要を掲載する。長崎市では、国内外からの人々の来訪及び交流を促すことにより、交流人口の拡大を図り、本市経済の活性化を目指し、令和3年10月29日オープンの長崎恐竜博物館の建設整備費(平成30年~令和3年)総事業費約21億円のうち、本年度は2億1,640万円の事業費で展示施工や、恐竜オブジェ制作(3基)が行われ、長崎のもざき恐竜パーク開設に伴い周辺施設の環境整備費7,250万円。11月1日オープンの出島メッセ長崎(交流拠点施設)整備事業費に41億9,690万円、MICE誘致・受入の観光地域づくり推進費1,708万2千円が計上され、関係する常任委員会に審査さている。
また、端島(軍艦島)の厳しい自然環境による老朽化が著しく今後も崩壊の恐れがある護岸遺構について、補強整備により機能向上を図り、崩壊を防止することで遺跡を保護する世界遺産保存整備事業費(明治日本の産業革命遺産)6,000万円。長崎夜景の魅力を国内外に協力に発信するため、夜景観光コンベンション・ビューローが初開催を計画している「長崎夜景サミット」を長崎市に誘致する負担金909万6千円。路面電車LRT化に取り組み、人と環境に優しいまちづくりを目指し、都市間連携を図ることを目的とするLRT都市サミット開催費832万6千円。人気漫画「弱虫ペダル」とコラボしたアニメツーリズム推進費へ1,546万9千円、新たなキャッチコピー「さしみシティ」を軸としたPR推進費1,031万5千円など計上され、環境経済委員会にて審査されている。