2021年3月5日(金)「3年度主な予算事業(その4)」!

前日に引き続き、長崎市令和3年度一般会計当初予算の主な事業「暮らしやすく、活力あふれるまち」関連の概要を掲載する。長崎市では、子育て中の孤立感や負担感の軽減を図るため、子育てに関する相談や交流などができる場として設置している「子育て支援センター」を新たに4区域で開設する子育て支援センター新設・利用料の無料化の事業費8,820万円。経済的負担が理由で放課後児童クラブが利用できないことがないよう、夏休みなど長期休暇期間に係る利用料の増額分を新たに減免することで、放課後等の安全・安心な居場所の確保を図る、放課後児童クラブ利用料の減免拡大費に1,780万円。あぐりの丘に子どもが遊びながら成長できる、全天候型の子ども遊戯施設の整備費5億5,200万円。子どもの健康保持と子育て家庭の経済的負担の軽減を図る、子ども医療対策費に10億9,878万8千円など計上され、関係する常任委員会で審査された。

また、既設の市営住宅の機能を充実するため、浴室、台所、洗面所や内装などを改善し、子育て世帯が住みやすい住戸改善事業費3億7,510万円、新規事業を創出する新産業・起業チャレンジ促進費1,527万円。小中学生・高校生の芸術文化活動を応援するための芸術文化大会等出場奨励費を創設する費用に403万2千円、V・ファーレン長崎などプロスポーツ応援事業費900万円。イノシシ・シカ等の有害鳥獣による被害を軽減するため、①防護対策、②棲み分け対策(有害鳥獣が出没しにくい環境整備)、③捕獲対策を実施するとともに、地域住民が連携した「地域ぐるみの取り組み」を推進するワイヤーメッシュ柵等有害鳥獣対策費に9,503万6千円、柵の自力施工が困難な自治会等に対し設置費用の半分(上限額20万円)を助成する補助金300万円、教育ICT推進費(小・中・高校)2億7,812万6千円など審査を終え、各常任委員会で可決された。

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