強い寒気が流れ込んだ影響で昨日(18日)出勤時、長崎市内は雪に見舞われ交通機関は運行中止・見合わせ、女神・旭大橋は通行止めとなり、市内の幹線道路は一時大渋滞となった。きょうの備忘録は、市議会から市長に対して要望を行った、新型コロナ感染症対策の回答を掲載する。要望:コロナ病床の医療従事者や救急搬送従事者へのPCR検査を継続的に実施すること。回答:コロナ病床のある病院では、基本的な院内感染対策が徹底して実施され、医療従事者への感染の可能性が生じた場合は、その病院において検査がなされている。また、迅速かつ簡易な新型コロナウイルスの検査が可能である抗原検査キットを医療機関へ配布するための補正予算を2月議会に計上している。クラスターが発生する恐れがある、発生した場合は国の通知に基づき、定期的な検査を実施するなど、速やかな感染拡大防止の対応を行っている。救急搬送に従事した職員には、接触の度合いにより必要に応じて検査を実施している。
また、市議会要望項目が補正予算や当初予算に反映された事業概要についても掲載する。新型コロナ対策として、当初予算案に10億6,100万円、補正予算案に29億9,900万円をそれぞれ計上した。補正予算案のうち、緊急事態宣言に伴う飲食店等以外の事業者に対し、売上げが20%以上落ち込んだ中小事業者などへ20万円(50%減収は30万円)の一時金を支給する社会経済対策に28億1,400万円。閑散期の旅行者割引キャンペーン費として1億300万円、PCR検査費に8億,100万円、医療機関へ抗原簡易検査キット配布に1,500万円、症状回復者の転院先医療機関支援に2,500万円、感染リスクを軽減するため高齢者や障害者の利用が多い公共施設では手洗い場の蛇口を自動水洗化する推進費に1,400万円など計上されている。