前日に続き、新型コロナウイルス感染症対策に係る、議会からの要望等に対する回答の進捗状況について概要を掲載する。先ず、臨時交付金を活用し、臨時の雇用確保策（市採用・業務委託等）を図るとともに、会社廃業に伴う失業者等が出た場合は転職・教育支援制度を創設すること！進捗状況：新型コロナウイルス感染症による失業者の状況を把握するなか、長崎市における会計年度任用職員の採用について、15人程度（延べ60月）任用職員として採用し、データー入力などの業務を行う。失業者が出た場合の中途採用の促進のため、企業の求人情報発信の取り組みを支援する。教育・子ども関係について、学童・保育所等の職員（指導員）の過密勤務の緩和、人的支援に取り組むこと！進捗状況：放課後児童クラブ（学童保育）の人的体制については、必要に応じて学校と連携を図りながら対応している。保育所については、コロナ対策により保育所の職員が一時的に不足した場合の基準緩和について国から通知がなされていることで、必要最低限の体制となるよう努めている。
次に、学校教育における学力の低下、健康維持や学校行事が輻輳することが懸念されるが、その改善に努めること！進捗状況：適切な学習課題を講じたり、インターネット等を活用した学習支援サイトを各家庭に紹介するとともに、生活リズムチェック表を配布し、健康チェックや規則正しい生活の維持ができるようにしている。学校行事については、子どもや教職員の過度の負荷にならないよう対応している。所得税・住民税、自動車関連の租税及び社会保険料、公共料金等の負担軽減を図ること！進捗状況：市税や下水道料金の徴収猶予については、収入が減少した方などからの相談を、3月末から受け付けており、すでに支払い猶予などを実施している。今後は、市税や上下水道料金以外の市の使用料や貸付金についても、市税等と取扱いに準じて、納付を猶予する。また、新型コロナの感染拡大の影響等による解雇等により、住まいの確保が困難になった方に対し、5月7日から長崎市営住宅の受付を行っている。