2020年3月8日(日)「長崎恐竜博物館については?」!

前日に引き続き、代表質問の概要を掲載する。質問:長崎恐竜博物館の運営面における教育活動や地域振興策の取り組みは?回答:令和3年10月開館を予定している恐竜博物館は、国内で初めて発見されたティラノサウルス科大型種の化石など、他では見られない長崎市民の「恐竜」をテーマとし、石炭が出来た時代を経て、現代に至るまでの「はるかな過去の長崎」を探求する長崎市特有のストーリーを活かした特色ある博物館を目指している。基本計画では、多様な体験型学習授業を実施するため化石発掘場所の活用や、世界遺産である軍艦島の景観や石炭生成の歴史を紹介するなどとした「地域資源を活かす博物館」を、次に、来訪者に対して野母崎地域の周遊への誘導や、地元と連携し地域の特産を活かした商品開発、イベント企画を行うなど「地域振興に寄与する博物館」を揚げている。恐竜博物館の運営は、教育活動と地域振興のいずれも重要な目的として取り組んで行く。

質問:子ども達が何度でも訪れて学びを深めるような、体験メニューや学習プログラムの整備を行い小中学校で活用する考えは?回答:この恐竜博物館の他に、子ども広場や駐車場など周辺施設の再整備を行うことで、野母崎田の子地区が安全で快適な市民の憩いの場となり、南部地域の振興に繋がると考えている。子ども達が恐竜に関心を持つ取り組みとして、小中学校の教育活動と関連した学習活動として、発掘体験やレプリカ作成体験など、体験メニューの整備を行うこととしている。また、小中学校では、小学6年生と中学1年生の理科の授業で、地層のできかたを学習するなかで、化石に触れることとしている。社会科見学の一環として恐竜博物館を訪問し、映像・模型・標本等の資料を活用することについては今後検討していく。併せて、ワークショップなどの体験学習の充実、大型企画展の開催、学芸員が常駐するオープンラボの無料公開など、誰もが何度でも訪れたくなるような取り組みを進めるとの回答があった。

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