民主党組織委員会（古本伸一郎組織委員長・衆議員）は、5月12日（月）13時から京王プラザホテル（東京）において全国自治体議員約500名が参加するなか2014年度民主党地方自治体議員フォーラム総会終了後、14時から同会場で「2014年度地方自治体議員フォーラム全国研修会を開催しました。開会冒頭、民主党の海江田万里代表より「統一自治体選挙に向けての体制を固める研修会である。代表就任から約500日、党の立て直しのため規約を見直し・綱領を創った、党のバラバラ感を克服し国会議員だけの政党になってはいけない。国会での信頼回復が急務で、集団的自衛権の行使、TPP問題、雇用問題、社会保障の充実等、安倍政権との対立軸を明確にして行きたい」との見解及び挨拶がありました。
その後、全体講演Ⅰでは、船橋洋一氏（一般財団法人日本再建イニシアティブ理事）より「スタート・オーバー 出直そう 民主党」のテーマのもと、もう一度政権交代を果たすために、2050年1億を割る人口減少問題、正規と非正規の雇用問題（例えば非正規未婚者は正規の2倍）、国際社会の約束事を守る（中国との関係修復）、現場の声を把握する事などについて聴講しました。全体講演Ⅱでは、櫻井充衆議員（政策調査会長）より「民主党の経済政策について」のテーマで、日本の人口予想、非婚が出生率低下の大きな原因、年齢階層別の所得、年代別個人金融資産残高等の現状を踏まえ、①「中間層」と「地域経済」を再生し、持続的な成長へ②厚く、豊かな中間層の再生③地域経済の再生など、民主党の経済政策骨子（案）を直接聞けた事は意義ある研修会でした。