2013年8月10日(土)「三菱原爆殉難者慰霊祭」営まれる!

2013.8.9 三菱原爆殉難者慰霊祭(原爆詩吟)猛暑日が続く今日この頃、長崎の被爆地は68回目の「原爆の日」を迎えました。68年前の8月9日午前11時2分、一発の原子爆弾で長崎のまちは一瞬に壊滅し、職域や地域における死亡者は約7.4万人、負傷者は約7.5万人が負傷しました。当時、三菱重工長崎造船所で働いていた約3,000人、学徒動員約1,000の皆様も犠牲になりました。多くの御霊のご冥福を祈念し、三菱重工㈱長崎造船所は、9日(木)10時から三菱昭和寮敷地内(文教町)にある大橋原爆供養塔境内において遺族・関係者など約100名が参列するなか「三菱原爆殉難者慰霊祭」を執り行いました。

2013.8.9 三菱原爆殉難者慰霊祭(焼香)長崎造船所を代表して森岡統括部長より「三菱で働く私達にとって忘れてはならない日であり悲しみを感じる。長船事業所も県内の基幹製造業として、先人達の尊い犠牲のなかで発展してきた。より平和な社会の実現を目指さなければならない」、峰執行委員長より「永遠に忘れることが出来ない祈りの日である。被爆者も高齢化し核廃絶も遅々として進まず、あの惨禍を繰り返してはならない」と、慰霊の言葉が述べられました。被爆地長崎では、昨日9日は平和団体・市民団体、宗教団体・地域・職域等で慰霊祭が執り行われ、祈念式典等の関連行事が開催され、祈りと誓いの日となりました。

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