2013年8月11日(日) 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典営まれる!

2013.8.9 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典(合唱千羽鶴)長崎市は、8月9日(金)10時35分から平和公園(松山町)において「被爆68周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」を営み、原爆で亡くなった皆様のご冥福をお祈りするとともに、核兵器廃絶に向けての誓いを新たにしました。田上市長は、平和宣言で「今春の核拡散防止条約(NPT)再検討会議準備委員会での共同声明に賛同しなかった日本政府を世界の期待を裏切ったと訴え、世界の誰にも被爆の経験をさせないという原点に返ること。核兵器のない世界の理念への支持表明、核兵器保有国への核軍縮促進」など政府に求めました。また、被爆者合唱(もう二度と)、城山小学校の児童合唱(子らのみ魂よ)、長崎市出身の大島ミチルさん作曲の「千羽鶴」が純心高校の皆様より披露されました。

2013.8.9 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典(平和祈念像)式典には、安部首相をはじめ各与野党の代表、遺族や被爆者、44カ国の政府代表者らが参列、安部首相より「われわれには核兵器廃絶に向けての責務があり、非核3原則を堅持する。原爆症の認定が早くおりるよう努力し、被爆者の援護を図る」との挨拶がありました。被爆者代表として築城昭平さんより「被爆体験と共に大量破壊・大量殺人の核兵器を一日も早くこの地球上からなくすこと。被爆の実相を次の世代に伝える」との平和への誓いが述べられました。平和公園には、市民ら約2万8千人が来場し、原爆投下時刻の11時2分に原爆の犠牲となられた多くの御霊に対し黙とうを捧げました。県内の被爆者は、3月末で5万2737人、県内の被爆者の平均年齢は79.33歳となっています。(原爆死没者名簿登載者数は、平成25年8月9日現在162,083人)

タイトルとURLをコピーしました