長崎市は、本市が保有する全ての建物と土地を資産ととらえ、その利活用の方策を見出すための指針となる「長崎市公共施設マネジメント基本計画」を平成24年3月に策定しました。長崎市が保有する建物は約3,300棟、床面積合計で約194万6千㎡保有、建築後30年以上の建物は約50%、仮に建築から60年ですべて同じ規模で建て替えた場合の費用は今後50年間で約5,220億円と推計されています。公共施設のマネジメントを実践するにあたっての基本理念を「公共施設を大切な資産ととらえ、1㎡も無駄にしない」と定め、基本目標として「市民がより多く利用している公共施設へ」、「適正な配置と規模で設置している公共施設へ」、「効率的・効果的に管理運営している公共施設へ」を目指すべき姿としています。ステップ1として、平成24年~25年度は施設毎の現状の分析と評価が行なわれますので、今後とも議会のなかで公共施設の有効活用などフォローして行きたいと思います。