
福州市公式訪問の備忘録は最終となる。11月15日5時起床、朝食は6時45分までに済ませ、朝の交通事情を考慮しホテルは7時前に出発した。上海発は9時45分(中国東方航空MU519便)と時間的余裕があると思っていたが、出国・搭乗手続き、バスでの移動があるため、免税店でユックリ買い物が出来なかった。福州市への公式訪問は今回で4回目、その他に13年前の長崎―上海航路の公式訪問、現地安全パトロールで訪問している。海外訪問は、どこでも添乗員・現地ガイドがいなければスムーズな行動が出来ず、今でも一人では海外に行けない状況。25年前に初めて、福州市・上海市を公式訪問したが、オリンピック・上海万博があったことで、高速道路や幹線道路の整備が進み、高層ビルは建ち並び、経済発展は飛躍的に近代化、電気自動車・電気自転車が街並みを往来していた。

今回の訪問は、福州市友好都市提携45周年を記念して、11月10日~14日まで4泊5日、中国福州市・上海市を訪問し、友好・交流を深めるとともに、中国経済の急速な発展、道路・住宅、物流拠点などのインフラ整備、中心市街地の食文化などについて見聞を広めた。特に、長崎の中華料理の味と違い、当初は躊躇することもあったが、最終日の上海での夕食会は日本人(観光客)に味を合わせているのか?長崎の味に近いなかで美味しく食した。また、11月12日訪れた煙台山歴史的景観地区及び上下杭歴史文化町は歴史的建造物や街並みが長崎の東山手・南山手に似ており、歴史を活かした街づくり・観光振興、重要文化財の保全・管理維持に活かしていきたい。


