2019年11月11日(月)基幹労連県本部「活性化フォーラム」!

基幹労連長崎県本部(中川利紀委員長)は、119日に矢太樓において「基幹労連長崎県本部第17回定期大会」終了後、1545分から同会場において「活性化フォーラム」を開催、その概要を掲載する。活性化フォーラムでは、基幹労連本部の伊藤彰英氏(事務局次長)より、「最低賃金制度と労働組合の取り組み」をテーマに、法定最低賃金制度の概要、最低賃金制度の成り立ち、特定最低賃金の意義・役割、特定最低賃金の課題、今後の最低賃金、各組合の取り組みについて説明を受けた。長崎県内における特定最低賃金は、はん用機械器具、生産用機械器具製造業が875円、船舶製造・修理業、舶用機関製造業が875円、長崎県最低賃金は790円となっている。地域別最低賃金の格差は、東京の1,103円と長崎の790円を比較すれば223円の差がある。

特定最低賃金の取り組みの目標は、同一価値労働同一賃金を基本とした均等・均衡待遇を実現し、企業内最低賃金協定の水準を目指す。「人」への投資および「公正競争確保」の観点から、日本の基幹産業である金属産業にふさわしい水準を実現する。地域別最低賃金に対する優位性を確保し、地域別最低賃金の引き上げ額以上の引き上げを目指すとしている。各組合の取り組みは、基幹産業で働く者すべての労働条件の向上、高卒初任給水準での締結など企業内最低賃金協定の締結。労使関係の構築された企業として適切な水準引き上げ、AP春季取り組みの賃金引上げの確実な反映、コンプライアンスの観点からも事前に引き上げを図り、企業内賃金水準の引き上げなど、事業場のある所在県本部に協定書を提出するなど県本部との連携をとってほしいとの説明があった。

次に、定期大会の来賓紹介後、活性化フォーラムまでの間、1時間30分程時間的余裕があったので、風頭公園の坂本龍馬像付近を散策した、坂本龍馬像の前では、長崎龍馬会(中村淳会長)のメンバーらが中心となり龍馬生誕祭の集いや、龍馬ゆかりのミニコンサートが開かれていた。坂本龍馬は天保61115日(新暦183613日)に生まれ、慶応31115日(新暦18671210日)に亡くなり、土佐勤王党、脱藩、勝海舟との出会い、亀山社中(海援隊)、薩長同盟の立役者、船中八策と大政奉還などに関わり明治維新の礎になった。コミック本の龍馬や、テレビドラマでの「坂本龍馬」など、全国的に有名な日本の偉人である。長崎龍馬会の様々な継続した活動に敬意を表する。

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