長崎市新庁舎は、「長崎市新庁舎建設基本計画」(平成28年11月改定)で掲げた「新庁舎の目指すべき姿と基本方針」や「新庁舎の整備方針」等に基づき、建設が進められている。その概要は、敷地面積6,710.30㎡、建物4,022.69㎡、延べ面積51,747.69㎡(駐車場等を除く庁舎機能の面積:46,228㎡)、構造地上19階・地下1階、最高の高さ90.86m、総事業費約246億円。建設工事の状況は、土工事において大型で硬質な転石が多数存在したため、令和4年8月10日までの完成予定が、令和4年11月30日までとなり、契約金額及び工期を変更した。業務移転は年末年始を含め、令和5年1月中を予定しているため影響はない。これまでに地下掘削、建物基礎、地下駐車場、その上の免震層などの地下部分の構造体が概ね完了している。令和2年10月末時点、免震層の一部分、地上1階床、地上1~2階部分の鉄骨組立などの工事を行っている。