2025年11月5日(水)「福田中防災訓練」!

長崎市立福田中学校(高田浩一校長)は、11月4日(火)福田中学校の生徒や、福田こども園の園児、福田小学校区コミュニティ連絡協議会(自然・環境部会)、自治会関係者、長崎市消防局、長崎市教育委員会の関係者ら約300人が参加して「福田中学校津波避難訓練」を実施した。福田中学校は、文部科学省の「学校安全総合支援事業」のモデル校の指定を受け、学校における実践的・実効的な安全教育を推進することで、自他の命を守るための防災教育に取り組んでいる。津波避難訓練は、震度5強の地震が発生し、1㍍の津波がくることを想定、福田こども園の合同訓練は初めて実地、避難経路を確認するとともに地域の人との連携を図った。東日本大震災を踏まえ津波対策への理解を深めてもらおうと、11月5日「津波防災の日」の前日に実施された。

私(井上)も9時30分過ぎ頃、福田中学校の生徒と福田子ども園の園児らが合流する福田本町公園に集合し、避難場所となっている高台の福田天満宮に向った。生徒たちは、園児と手をつなぎ道路を安全に横断出来るよう誘導したり、声を掛けて安心させたり、本殿に続く120段以上の階段を、お兄さんお姉さんから両手をつなぎ、一段ずつ上り全員無事に避難ができた。このような訓練を忘れないで、もしもの時に備えてほしい。この福田地区では、江戸時代に津波があり、被害を受けたと言い伝えられている。また、福田中学校は、来たる11月16日(日)8時15分から同校グラウンドにおいて「避難所開設運営体験」を、「災害の備え(講話)」、「東日本大地震あの日あの時(講話)」、「避難所開設、炊き出し体験等」も予定している。

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