10月下旬から11月上旬にかけて長崎港に寄港したクルーズ船を掲載する。先ず、10月31日に寄港した“アドラ・マジック・シティ”船籍はパナマ、総㌧数136,201㌧、全長323.6㍍、全幅37.2㍍、乗客定員約5,200人(客室2125室)、中国が自前で建造した初めての大型クルーズ船、上海航路を拠点に運航している。16階建ての巨大な上層建築物は面積4万平方メートル(標準のサッカーコート約6面分)超の共用スペースがあるという。韓国(済州島)から長崎(松が枝)へそして中国(上海)に向かう。2025年は長崎港に23回寄港予定、上海、済州島から博多、長崎、鹿児島クルーズが計画されている。アドラ・クルーズ社は、カーニバル・コーポレーションと中国国営造船グループCSSCの合弁会社、アドラ・メディタラニア(85,649㌧)も運航している。

次に、11月1日に寄港した“ダイヤモンド・プリンセス”船籍はイギリス 、総㌧数115,906㌧、全長290㍍、全幅37.5㍍、高さ54㍍、デッキ数18層、旅客定員,706人、乗組員数1,238人、韓国(釜山)から長崎(松が枝)へ、そして横浜へ向かう。このダイヤモンド・プリンセスは、米国に本拠地があるカーニバル・コーポレーション傘下のプリンセス・クルーズ社が運航、同型の姉妹船にサファイア・プリンセスがある。また、11月4日に寄港した“セブンシーズ・エクスプロラー”船籍はマーシャル諸島、総㌧数55,254㌧、全長223.74㍍、全幅31㍍、乗客定員750人、乗組員数542人、韓国(釜山)から長崎へそして別府に向う。

