2025年5 月15日までにクルーズ客船は、鶴の港の長崎に既に86隻が寄港、そのうちダブル寄港は14回となっている。クルーズ船寄港時は、まちなかをスマートフォン片手に散策、買い物している姿をよく見かける。天候の良い日は長崎を堪能できるものの、雨天・風の強い日は良い印象は残らないかと懸念する。先ずは、5月11日に寄港した”ル・ソレアル”船籍はフランス、総㌧数は10,992㌧、全長142.1㍍、全幅18㍍、旅客定員264人、乗組員数140人、韓国(釜山)から長崎(松が枝)へ、そして鹿児島に向かう。フランスを拠点とするポナンが運航する客船、スタイリッシュなヨットタイプで小型客船、他船では寄港できない小さな港に入るユニークなコースをとっている。
5月12日に寄港した“ダイヤモンド・プリンセス”船籍はイギリス 、総㌧数115,906㌧、全長290㍍、全幅37.5㍍、高さ54㍍、デッキ数18層、旅客定員,706人、乗組員数1,238人、韓国(釜山)から長崎(松が枝)へ、そして鹿児島へ向かう。このダイヤモンド・プリンセスは、米国に本拠地があるカーニバル・コーポレーション傘下のプリンセス・クルーズ社が運航しているクルーズ客船で、同型の姉妹船にサファイア・プリンセスがある。両船とも三菱重工業株式会社長崎造船所で建造されたもの。また、5月13日に寄港した“アザマラ・パスート”船籍はマルタ、総㌧数30,277㌧、全長180.45㍍、全幅25.4㍍、旅客定員710人、韓国(釜山)から長崎(松が枝)へそして北九州に向かう。