前日に続き、長崎港に寄港したクルーズ客船を掲載する。世界で最も有名な客船の名前を受け継ぐ3代目“クイーン・エリザベス”が、4月4日長崎港に寄港した。船籍は英国領バミューダ、総㌧数90,900㌧、全長294㍍、全幅32.5㍍、乗客定員2,081人、釜山から長崎へ、そして清水に向う。また、4月5日に寄港した“リビエラ”船籍はマーシャル諸島、 総㌧数66,172㌧、全長239㍍、全幅32㍍、デッキ数11、乗客定員1,238人、乗組員数800人、鹿児島から長崎へ、そして鹿児島に向う。船籍とは、その名の通り、船舶の籍のことで、人で言うところの戸籍に相当する。船舶登録料・税金の安い国、規制のゆるい国のほか、政治の安定した国、評判の良い国、船の産業を支えてくれる国など、船籍国として多く選ばれているという。

大波止ターミナル付近(2025年4月4日撮影)