長崎市消防局は、1月7日10時から出島メッセ長崎及び11時20分から長崎県庁舎そばの防災緑地「おのうえの丘」において消防局職員や各地区消防団員、婦人防火クラブの関係者約1,300人及び市民らが参加するなか「長崎市消防出初式」を執り行った。出島メッセの式典では、鈴木市長より「昨年の市内の火災について大規模に至っていないものの、住宅火災による犠牲者が出ており火災予防の計画などを徹底することが重要である。市民防火組織の皆さんと力を合わせ、災害に強いまちづくりに取り組みたい」、岩永市議会議長より「自然災害は日頃からの備えが必要であり、市民の財産・生命を守るため議会としても消防体制の充実に努める」とそれぞれ挨拶があった。
その後、地域の防火、防災に尽力した個人や団体へ、長崎県知事表彰(永年勤続功労章)46名、長崎市長賞(勤続表彰)303名、長崎市長賞(婦人防火クラブ団体表彰16団体、自衛消防関係12団体、少年消防クラブ2団体など)長崎県消防協会長表彰200名、長崎市消防長表彰などが行なわれた。また、県庁南側道路では、大浦保育園幼年消防クラブの「ちびっこ火消し」、長崎商業高等学校吹奏楽部の「パイレーツ・オブ・カリビアン」、防火パレード、ポンプ車16台・水上艇4艇がサイレンを鳴らし、長崎港に一斉に放水した。おのうえの丘では、キッチンカーが並ぶイベントもあり、家族連れの子ども達が足を運んでいた。地域を守る消防団員・関係者皆様の諸活動に敬意を表する。