甚大な被害を出した、東日本大震災から13年を迎えた。巨大津波が人と街をのみ込む光景、原発事故で故郷を離れる人々の姿、瓦礫に埋もれた街など、あの3.11東日本大震災を忘れてはならない。また、正月早々の能登半島地震は、いつ大きな地震に直面してもおかしくない現実を突きつけた。国は被災地に寄り添って、今後とも一つひとつの課題をクリアして復興に全力を尽くしてほしい。時間の経過とともに、被災地への関心が薄れがちになるが決して忘れてはならない。大震災を契機に、それぞれの地方自治体では自主防災組織の結成や、防災マップづくりも行われている。局地的な自然災害も多発するなか、過去の災害の教訓を活かし、日常の備えと防災・減災の意識を持ち続けなければならない。(写真は東日本大震災時の被災地と福田地区の防火防災訓練より)