長崎市議会定例会は2月21日開会、今議会に提案されている重点プロジエクトの「経済再生」の主な予算概要を掲載する。先ずは、経済再生と定住人口に向けて、新たなまちの基盤が生れる効果を市全体に波及させる「ネットワーク型コンパクトシティ長崎」の実現が重要である。そのため、都心部のエリア間の回遊や、都心部と周辺部のネットワークの維持・強化等を軸とするまちづくりグランドデザイン策定費に1.321万9千円(新規)。長崎スタジアムシティ開業気運助成費に7,585万5千円、V・ファーレン長崎及び長崎ヴェルカの応援気運とスポーツへの関心を高めるプロスポーツ応援事業費(スタジアムシティかんれん)に2,429万8千円。長崎スタジアムシティへ向う動線(仮称)Vロード整備事業費に1,100万円など。
観光地域づくり推進費に3億119万5千円、大阪・関西万博の機会を活かし、関係自治体及び民間事業者と連携を図り、インバウンド誘致広域連携事業費に1,080万円。中央小売市場(築町市場)の空き区画を集約・返還して誘致される「つきまち横丁」の整備を支援する市設小売市場費に1億1,483万1千円。地元企業のIT人材確保を図る多様な人材雇用促進費に1,312万円、デジタル人材確保支援費に770万円、新規漁業就業促進費733万4千円、就農促進支援事業費89万万2千円。為石浄水場跡地について、南環状線トンネル工事に伴う発生土を活用して、企業立地用地整備事業費に1億7,350万円。企業立地推進費に2億7,590万1千円、海洋産業人材育成支援費補助金に400万円、成長分野重点化補助金に2億1,000万円など。