2023年11月16日(木)「第55回市民防火の集い」!

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長崎市消防局・長崎市婦人防火クラブ連絡協議会等は、11月14日13時から長崎市民会館文化ホールにおいて「第55回市民防火のつどい・令和5年婦人防火クラブ長崎地区大会」を開催した。開会冒頭、北村消防局長より「集中豪雨・台風の影響など地域の生活圏を脅かす災害が発生している。自助・共助、地域のことは地域で守り、初期消火活動など婦人防火クラブとの連携は不可欠であり、今後とものご支援・ご協力をお願いする」との開会の言葉が述べられた。次に、柴原副市長より「長崎大水害、東日本震災を機に、地域防災計画が出来ており、災害に強い地域コミュニティづくりに取り組む。斜面地が多い長崎では災害に対する備えが大切であり、防災意識を高めよう」との市長メッセージがあった。

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来賓挨拶では、一般財団法人日本防火・防災協会会長より「長崎大水害の教訓を活かし、災害に備えてほしい」、長崎県副知事より「県内の婦人防火クラブの献身的な活動に対するお礼。地域でのネットワークの連携が重要であり、地域の担い手確保にご協力をお願いする」とのメッセージが、長崎市議会相川副議長より「地域防災の担い手として婦人防火クラブは大きな役割を果たしている。行政と議会が一体となり防災・防火の啓発に努める」など祝辞が述べられた。その後、火災予防に功労のあった毛井首町婦人防火クラブに「安全功労者内閣総理大臣表彰(団体)」への伝達が行なわれ、婦人防火クラブ会長在職20年・10年の対象者に対し、長崎市消防局長より表彰状・記念品が贈呈された。

 

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また、大浜町自治会では、秋の全国火災予防運動(11月9日から15日)に合わせて、さる11月12日(日)12時から大浜町内に設置して頂いた「初期消火用具」の取り扱い説明会を開いた。説明会では、中央消防署飽の浦出張所の消防局員や、地元24分団の消防団及び町内会の役員・地域住民も参加し、マンホールの開閉の仕方、消火ホースの取り付け、取り付け管(水道管)の開閉など、用具の取り扱いを教えてもらった。長崎市消防局管内の令和4年の火災発生件数は116件で前年より増加している。出火原因の1位は「たき火」で、続いて「電気器具・配線」、「たばこ」、「こんろ」となっている。立冬を過ぎ、本格的な冬を迎える時期となり、ストーブ等を扱う機会が増えて来るので、火の取り扱いには十分注意しよう。

 

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