2023年11月17日(金)「官民連携まちづくり講演会」!

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長崎市商工会議所・長崎市は、11月14日(火)9時30分から長崎市役所2階多目的スペースにおいて関係者らが出席し「官民連携まちづくり講演会」を開催した。講演会では、「北広島市の官民連携まちづくりについて~北海道ボールパークFビレッジを起爆剤として~」をテーマに、川村裕樹氏(北海道北広島市経済部部長)より、平成27年10月に官民連携による総合運動公園整備の検討調査を開始、平成28年5月にファイターズの新球場構想が報道、平成30年10月きたひろしま総合運動公園予定地での新球場(ボールパーク)建設が正式に決定、令和2年4月新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」の建設に工事に着手、令和5年3月に開業した。

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建設に至るまで、何のためにするのか?基本を大事に、法令・条例などの解釈をどう捉えるのか?5年・10年先を見据えて、課題解決につながる道を考える事が必要であると、誘致の経緯、北海道ボールパークFビレッジについて説明があった。一方、北広島市の取り組みは、スタジアム来場者35,000人の交通アクセス、人口・産業規模の将来推計を勘案した市街化区域編入(札幌圏都市計画区域)、広告物に関する条例・市独自の規定または規制を緩和、JR北広島駅西口周辺エリア活性化整備計画策定、市有地エリアには複合交流拠点施設・居住交流施設、広域連携体制で北海道の価値魅力向上を目指し、市とファイターズによるまちづくりの推進を図った。

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また、第6次北広島市総合計画を策定し、まちづくりの様々な分野に波及効果を生み出すべく、官民連携で広域ネットワークの強化、新しいライフスタイルの享受等のまちづくり整備、スタジアムを中心に豊かな自然と特色ある商業・宿泊施設が組み合わさった一大複合拠点等ボールパークの整備、多様な世代が安心して暮らせる医療・福祉や商業等の都市機能の整備で定住人口の増加等の取り組みを進め、地域の持続的成長を目指しているとの報告があった。引き続いて、「長崎スタジアムシティプロジェクトについて」のテーマで、岩下英機氏(株リージョナルクリエーション長崎取締役社長)より、2024年10月14にオープンするスタジアムシティの概要、現在の取り組み状況等の講演があった。官民連携のまちづくりについて、行政・議会の連携・情報の共有など学んだ。

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