長崎市議会は、さる11月17日議会運営委員会を開き、第5回定例会(11月議会)を11月24日開会し12月10日までの17日間と会期を申し合わせた。一般会計補正予算は、新型コロナに係る感染拡大防止対策費2億7,159万円、庁舎等施設整備事業費など施策の推進に係るもの11億6,520万8 千円、基金積立金に係るもの16億4,832万6 千円、給与費に係るもの▲4億,81万円、その他1,852万4千円の総額8億1,265万8千円、介護保険事業の特別会計補正予算9億6,344万2千円など補正総額37億1,116万6千円。条例改正では、本市の債権管理について市長等の責務を明らかにするとともに、債権管理事務の処理事項を定める「長崎市債権管理条例」、生徒数が減少していること等を勘案し南中学校を茂木中学校に統合するのに伴う「長崎市立中学校条例の一部を改正する条例」、「長崎市消防団員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」など。
工事の請負契約の締結は、長崎市新庁舎建設情報設備工事について予定価格が1億5,000万円以上であることから、議会の議決を要する。本市の債権の回収見込み等を総合的に勘案し、金銭債権を放棄するため議会の議決を要する「権利の放棄について」。財産の取得について(長崎ブリックホールのプロファイルスポットライト及び分電盤)。公の施設の指定管理者の指定について(長崎市民神の島プール、グラバー園、長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念会館、各地区ふれあいセンターなど)。人事1件、予算5件、条例10件、その他36件、報告4件の議案が上程される。会期日程は標準的な日程の流れとするものの、会期は最終日の前の議案審査のための休会日を省略する。一般質問、議案審査など標準日程にも戻しつつ、新型コロナ感染拡大防止策をとって対応する。傍聴の取扱いは、感染症対策を講じたうえで定員の半数程度(本会議50席、委員会4席)の傍聴ができる。