2021年6月15日(火)「長崎南北幹線道路の説明会」!

「地域高規格道路長崎南北幹線道路(約16㎞)」は、平成6年に路線指定がされ、計画路線延長約16㎞のうち長崎出島道路(約5㎞)、都市計画道路浦上川線(元船町~茂里町、約3㎞)は供用開始されている。そのうち、茂里町から時津町野田郷までの約7㎞の未整備区間は、都市計画道路長崎時津縦貫線として、令和元年9月に「長崎南北幹線道路ルート選定委員会」を設置し、ルートやインターチェンジの位置など令和2年3月に提言がなされた。その提言を踏まえ、具体的な道路計画にあたって、既成市街地の通過や地形的制約が多く、高架橋やトンネルの区間が多くあるなど技術的に難易度が高いことから、「長崎南北幹線道路技術検討委員会」を組織して、技術的な観点からの道路計画の検討が進められ、5月13日に基本計画(基本ルート、主な構造形式など)が了承された。

これを受けて、長崎県・長崎市は、6月14日(月)18時30分から県総合福祉センター大会議室において、「長崎南北幹線道路に関する都市計画説明会」を開き、幹線道路の概要、これまでの経緯、現状と課題、都市計画の素案、整備効果、今後の流れなど説明があった。南北方向の幹線道路である国道206号の交通量は、1日4万~5万台と多く、朝夕の時間帯は混雑・渋滞となっている。その交通環境の改善、公共交通の利便性向上などのため、「長崎南北幹線道路」は「西彼杵道路」と一体となって、西彼杵半島を経由し長崎市と佐世保市を1時間で結び、西彼杵半島地域の自立的発展と特性を活かした地域づくりを支え、更に長崎県の発展のうえで欠くことのできない重要な道路となる。令和3年度中に都市計画決定・告示の手続きを進め、令和4年度予算計上に注力するとしている。今後の説明会の日時・場所は、長崎県庁都市政策課のホームページで確認できる。

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