瀬の脇親交会(飽の浦町)は、10月20日17時から「釛山恵美須神社秋季大祭」を執り行った。釛山(こがねやま)恵美須神社は、もともと恵美須町(現在の中央郵便局からNBC付近)にあったものを江戸初期に瀬の脇に移し、明治期まで浦上渕上村の氏神様として祀られてきた。この神社は、寛永10年(1633年)瀬の脇に祠を建て、享保元年(1715年)初代神官、柳木内膳が五か所商人から寄進を受けて境内を拡張し、神社として体制を整え今日まで引き継がれ、本年で390年祭となる。地元の氏神として、五穀豊穣(ほうじょう)から商売繁盛、海の守り神など先祖代々、伝統文化の歴史が継承されている。
今回の秋季大祭は、地元事業所・崇敬者をはじめ多くの関係者より心温まるご奉賛をおお賜り「釛山恵美須神社創建390年記念事業」として、本殿・拝殿の改修、社務所の改修、神額の復元、社殿内幕の新調などリニューアルされた。諏訪神社の秋季大祭「長崎くんち」、若宮稲荷神社秋季大祭(竹ン芸)、矢上くんちなども終了し、各地域では「郷くんち」が執り行われている。地元福田地区では、10月25日の福田天満宮秋季大祭、11月3日の大浜稲荷神社秋季大祭など、五穀豊穣・ふるさとの繁栄や、安全を祈願するなど奉納踊りや神事が執り行われることになっている。それぞれ地域の伝統文化を次世代に繋いで行く必要がある。
10月14日に9月後半の長崎港クルーズ客船を「備忘録」にアップしていたが、写真データーを整理していたら9月28日に寄港した“飛鳥Ⅱ”を掲載していなかったので、本日掲載する。飛鳥Ⅱは、日本船籍で日本郵船の関連会社である郵船クルーズが所有・運呼応している。総トン数50,444㌧、全長241㍍、乗客定員872名。