長崎市議会定例会(9月議会)は、9月2日(月)に開会し9月20日(金)までの19日間の日程で開催されました。今議会の補正予算は、野母崎高浜海岸交流施設建設に係る事業費(1億800万円)、ながさき海洋・環境産業雇用創造プロジェクト推進費(156万6千円)、長崎駅周辺エリアデザイン検討費(1,527万円)等一般会計補正予算(7億112万9千円)、特別会計補正予算(7,825万1千円)、の総額7億7,938万円の補正予算が上程されました。条例改正では、長崎市野母崎高浜海岸交流施設を設置する条例、原子爆弾の放射線による人体への影響に関する研究事項を調査するため付属機関を設置する条例の一部改正など26議案を原案通り可決・同意しました。
また、議員提案の時津・長与両町と定住自立圏形成協定を締結するための条例改正では、平成の大合併で長崎市に編入合併した旧7町への支援策を「十分に行われているとは言い難い」、「定住自立圏構想を推進しながらも今後とも合併地域の振興を最優先すべき」と求める付帯決議を付けました。また、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」のユネスコへの推薦資産決定に関する意見書について、地方税財源の充実確保を求める意見書について、合併算定替終了後の新たな財政支援措置を求める意見書については全会一致で可決しました。さらに、平成24年度各会計決算議案15件が閉会中の各常任委員会に付託されました。