日本労働組合総連合会長崎県連合会(高藤義弘会長)は、10月19日(木)13時30分から長崎市民会館文化ホールにおいて大会代議員・来賓ら約200名が出席して「連合長崎第29回定期大会」を開催した。開会冒頭、高藤会長より「2023春季生活闘争では、約30年振りに高水準の賃上げが実現した。これは労使が中長期的な視点に立って粘り強く交渉した成果で、2024年春季生活闘争でも流れを止めることなく、実質賃金をプラスに転じる必要がある。働くものの政策制度実現、平和・人権・福祉運動に向けてなど」の見解が示された。来賓挨拶では、連合本部副事務局長、長崎県副知事、長崎労働局、長崎市副市長、政党代表者らから連帯の挨拶があった。
運動方針では、「社会を新たなステージへ、ともに歩もう、ともに変えよう~仲間の輪を広げ 安全社会をめざす~」をスローガンに、①働くことを軸とする安心社会の全体での共有と、ローカルセンターの任務と役割を果たす。②賃金・労働諸条件の向上と格差是正に向けた取り組みを進める。③組織の強化・拡大の具体化を図る。④政策制度実現に向け立案力・実現力を高め、友好政党と連携を図る。④核兵器廃絶と世界の恒久平和に向け、連合長崎の責任を果たすなど。次期衆院選挙に向けては、新長崎1区に「西岡秀子予定候補」を推薦するなど、満場一致確認された。労働者を取り巻く環境は、厳しい環境にあるが、連合長崎の果たす役割は大きく今後のご活躍を期待する。