三菱重工グループ労働組合連合会長崎地区本部政治活動委員会は、1月29日(火)18時30分から長崎地本労働会館において代議員77名が出席して「長崎地本政治活動委員会第37回総会」を開催した。政治活動委員会は、長船支部の政治活動の目的達成に向け、財政対策や政策制度の立案・検討、組合員に対する意識高揚の取り組みなどを活動の軸として、昭和53年5月に設置された。各級議会に組織内議員を送り「政策制度の要求・実現」のなかから政治的・社会的地位と国民生活の向上を図る取り組み展開し、安全で明るい地域社会の構築、産業・企業の発展に寄与してきた。長崎地本の組織内議員は、現在10体制(県議1、市議6、町議3)で生活相談室議員団として、地域の苦情対応や政策制度の実現に向けてなど活動を進めている。
来賓挨拶では、生活相談室長の渡辺県議が公務出張のため、私が生活相談室を代表して挨拶を行った。本年は4月の統一地方選挙及び7月の参議院選挙と政治決戦の時を迎えた。今回の戦いは、組織人員の大幅減少に伴い、ブロック組織の見直しが行われ、渡辺県議、馬場市議、分部町議の3名が勇退する。渡辺県議の後任に「中村泰輔さん」、分部町議の後任に「西田健さん」を擁立し、長崎市議会議員は5名から4名体制で戦うことになった。長崎市近郊の課題は、少子・高齢化が急速に進展するなか人口減少・定住人口減少問題、雇用対策・地域経済活性化策など山積している。今後、多額の財源が必要な大型事業の整備や、地域の力を引き出す新たなまちづくりに向け、十分な議論や議会としてのチェック機能を果たし、皆様が納めた税金が有効に活用されるよう注力して行く。そのためにも、組織内候補者全員の当選を果たし、参議院選挙に繋げて行きたいとの挨拶を行った。
議案審議では、第36期一般経過報告、決算報告ならびに会計監査報告、審議事項は第37期(平成31年度)活動方針案の件、第37期(平成31年度)予算案の件、第37期・38期役員案が提案され、それぞれ満場一致確認された。活動方針の概要は、統一地方選挙における組織兄候補者・推薦候補者全員の完全勝利と基幹労連推薦候補者全国比例区「田中ひさや」氏、連合長崎推薦候補者「白川あゆみ」氏の勝利に向け、長崎地本の方針に沿って取り組みを進める。具体的には、政策実現行動、国民民主党への対応、政治講演会・学習会の開催、研修会、他場所調査への派遣など確認した。第37期・38期役員は、永石正司会長、副会長3名、事務局長1名、常任理事8名、会計監査3名の体制で新たに活動をスタートした。