三菱重工グループ労働組合連合会長崎地区本部長船OB会(金谷繁臣会長)は、1月25日(土)12時から長崎新聞文化ホール「アストピア」においてOB会員・来賓含め222名が参加して「令和2年長船OB会新年親睦会」を開催した。開会冒頭、金谷会長より「昨年4月の統一地方選挙と7月の参議院選挙に取り組み、地方選挙では推薦候補者の全員当選を果たしたが、参議院選では善戦しながら勝利することが出来なかった、これまでのご支援に感謝する。10月の消費税10%の導入は介護保険料、医療費の負担率のアップなど、年金生活者にとって苦難の道と言わざるを得ない。国会における桜を見る会の問題など隠蔽体質が露骨になっている。長船OB会においては会員数の減少に歯止めがかからず1,400人台に推移している。会員の親睦と絆を更に深め、健康で明るく、長寿を全うして希望と夢の実現に向けてスタートする年にしよう」との挨拶があった。
来賓挨拶では、牧野長船所長より「三菱重工グループの事業環境が大きく変化し、グローバル化し先行き不透明の状況にある。香焼工場は大島造船所と協議を進め造船の灯を残したい。MHPS(三菱日立パワーシステムズ)は、南アフリカプロジェクトに関する和解が成立し、MHPSの株が日立より三菱重工社へ令和2年春ごろ移転され、名称や組織体制など変わる」など、酒井執行委員長・生活相談室五輪室長・西岡衆議員よりそれぞれ連帯の挨拶があった。その後、鏡開きが行なわれ、中島会長代行の音頭で乾杯を行ない懇親会に入った。しばらくの間、飲食を行っていたが、舞台上では特別ゲスト「長崎市相撲甚句会」のメンバーが「あ~、どすこい。どすこい」と宴席に花を添えて頂いた。また、日頃から鍛えられているカラオケや踊りなど、あっという間の楽しいひと時を過ごした。会場内には、造船現場でお世話になった先輩、組合役員の先輩など多数参加されており、和やかな雰囲気のなかで親睦・交流を深めあった。