2023年8月24日(木)「壱岐市立一支国博物館」!

長崎県市議会議長会は、8月22日午後から壱岐の島ホール(壱岐市)にて「令和5年度長崎県市議会議長会議員研修会」を開催、午前中に「壱岐市立一支国博物館」を視察した。一支国博物館は、国指定特別史跡 原の辻(はるのつじ)遺跡を一望できる小高い丘に建てられ、弥生時代の原の辻遺跡をはじめ、島内に点在する遺跡や古墳から出土した、貴重な実物資料約2,000点が展示されている。壱岐島は、弥生時代に「一支国(いきこく)」と呼ばれ、日本がまだ「倭」の国と呼ばれた時代、朝鮮半島から対馬、壱岐を経由して、倭の国の女王がいる邪馬台国を目指した。魏の使節が見た対馬、壱岐の様子が「魏志倭人伝」に記されており、大陸や朝鮮半島と日本を結ぶ架け橋として重要な役割を果たし、邪馬台国へと続く「海の路」に浮かぶ国際交流の「一支国の王都」として大いに栄えたという。古代ロマンを感じた視察となった。

タイトルとURLをコピーしました