JR長崎駅から北側に徒歩10分の所に、㈱ジャパネットホールディングスのグループ会社が建設を進める、「長崎スタジアムシティプロジェクト」の全体像の形が見えてきた。このプロジェクトは、サッカースタジアム(約2万席)を中心にアリーナ(約5千席)・ホテル(約270室)・オフィス・商業施設などの周辺施設を民間主導で開発するプロジェクト。スタジアムに隣接する「スタジアムシティホテル」は、ピッチを眺めながらのサッカー観戦や、長崎ならではの景色や長崎の食材を使った料理を堪能できる施設となる。ホテルの2階・3階のフードホールには、長崎初出店となる「博多一幸舎」と「マリオンクレープ」が入居すると発表されている。
また、南側に建設している商業棟を「スタジアムシティサウス」」、北側に建設しているオフィス棟を「スタジアムシティノース」とし、お客様が迷わず楽しんでいただくように、建物の名称を方位で表現しているという。日常に開かれた開放的な空間、 施設全体の回遊を生む遊環構造、次世代のための環境への配慮など、長崎から世界初の様々な創造を図りながら建設が進められている。スタジアムシティはJリーグ「V・ファーレン長崎」、Bリーグ「長崎ヴェルカ」の新しい本拠地となり、開業は2024年9月が予定されている。長崎スタジアムシティは、交流人口の拡大による長崎の地域経済活性化、スポーツ振興などに大きく貢献できるものとして期待する。