長崎ペーロン選手権大会は、7月28日(土)・29日(日)の両日、長崎港内で選手たちの熱き戦いが繰り広げられた。29日(最終日)の一般対抗レースには、県外2チーム(相生市・熊本県苓北町)を含む19チームが出場し、松ヶ枝国際観光埠頭前から沖合までの往復1150m(往路630m、復路520m)のコースで行われ、ゴール前で土井首をかわして琴海尾戸が、4分56秒63で初優勝を飾った。土井首は4大会連続準優勝、3位には昨年覇者の礒風漕友会(相生市)、4位は地元の福田東部、茂木、三重(角)の順となった。一般対抗レースは、台風12号の影響もあり敗者復活を取り止め、予選レースの1位・2位チームの8チームと予選タイム上位の4チームが準決勝に進出した。
決勝レースは、予選及び準決勝を勝ち抜いた6チームが対戦、横一線のスタートとなり、最後まで白熱したレースが展開され、激しく競り合う展開となった。地元福田東部チームは、予選レースの5分9秒38で2位となり準決勝に進出、準決勝レースは3位となり決勝レースに臨んだ。福田東部の男子チームは4月から練習に入り、その後、福田BEAMS(女性)チームも選手集めに苦労しながら今大会に臨んだ。福田東部は昨年と同じ4位でメダルを逃がしたが、3ヶ月におよぶ練習の成果で、地元の期待に大きく応えてくれた。逆走する台風12号の影響で大会も早めに終了、反省会(打ち上げ)を18時から予定していたが、1時間繰り上げ17時から選手・関係者の労をねぎらった。