丸木自治会(谷村政昭会長)は、20日(日)11時から福田本町において「恵比須祭りの祭典」を執り行いました。前日は、佐世保市での会議から三菱重工長崎造船所駅伝大会に出場するチームの激励を済ませてからの式典出席となりました。今年は、恵比須神社の鳥居が12年振りに建立されていました。その後、12時から祝賀会が丸木公民館で行なわれ、担当地区婦人部の手料理をご馳走になりました。恵比須さんが祭られている鳥居の表札を見てみると「事代主(ことしろぬし)神社」と書かれており、日本神話に登場する神として「恵比須さん」が祭られてきたと思われます。この神は、海の神・商業の神として地域の皆さんによりこん日まで引き継がれ祭られています。
飽の浦町瀬の脇親交会等は、昨日20日(日)16時から釛山(こがねやま)恵美須神社において「初えびす祭」を執り行いました。この神社は、寛永10年(1633年)瀬の脇に祠を建て、享保元年(1715年)初代神官、柳木内膳が五か所商人から寄進を受けて境内を拡張し、神社として体制を整え今日まで引き継がれています。一般的にえびす神は、「恵比須・恵美須・戎等」があり、漁師や農家あるいは商家などで生業を守護し、福徳をもたらす福神として祀られています。神社創建から本年は380年を迎え、地元の氏神として五穀豊穣(ほうじょう)から商売繁盛、海の守り神など先祖代々、伝統文化の歴史(精神文化)が継承されています。昨今は、少子高齢化・自治会会員の減少等により神社存続も危惧されていますが、地域皆様の協力で伝統行事を守って行きたいものです。