長崎市では、5月下旬頃から公園や道路沿い、庭先のアジサイの花が開いてきた。昨日(7日)は懇親会に向かう途中、中島川周辺(眼鏡橋)を散策しながらアジサイの花を観賞した。眼鏡橋周辺に展示されているのは、シャンデリア、ジップ、空色のしずく、スマイルブルー、獅子王、スマイルピンク、カルメンなどピンク・青紫色、赤色の花が並べられ、観光客や行き交う市民らは立ち止まり、アジサイの花に引き寄せられていた。長崎市の花「アジサイ」は、出島のオランダ商館医シーボルトのお気に入りの花で、愛妻お滝さんの名前にちなんで「オタクサ」という学名を付け、ヨーロッパに紹介した事でも知られている。いつも通る自宅周辺の道路沿いや庭先のアジサイも、色鮮やかに大きな花を咲かせ和ませてくれる。
次に、長崎市議会は、一般会計補正予算案概要の説明を受けたので、主な内容について掲載する。予防接種費施行令の一部改正に伴い、新型コロナウイルスワクチンが定期予防接種に位置づけられたため、令和6年10月から65歳以上の高齢者等を対象に、予防接種を医療機関に委託する事業費に8億3,675万7千円。不登校児童生徒の学びの機会を保障し、社会性の育成を図るため、特別な教育課程を編成した「学びの多様化学校」の開設(市民会館2階)に向けた実施設計を行う事業費に660万円。西北小学校のエレベーター設置工事等に係る不足額を増額する事業費に5,260万円。ペーロンの保存継承に取り組む団体に対して、ペーロン船の新造に要する費用の一部を補助する事業費に230万円など。きょうは午後から、ペーロン大会の準備となっている。