長崎市議会定例会（9月議会）は9月2日に開会、今日10日の本会議で6会派15人の一般質問が終わります。昨日9日は、9時から議会運営委員会を急きょ開催、長崎署に逮捕された「職員の不祥事について」、市長から行政報告を受けることの協議を行ない了承され、本会議を10時30分から開会しました。事案の概要は、停職中（3月に盗撮で書類送検）である市職員が9月7日（土）市内の大型施設において、小学生の女の子のスカートに下に小型カメラを入れたバッグを差し入れて盗撮しようとしたとして、長崎県迷惑行為等防止違反の疑いで逮捕されたというものです。
開会冒頭、田上市長より「市民の信頼を裏切る結果となり深くお詫び申し上げる。逮捕された職員は事実確認が出来次第厳正に対処する。停職中の出来事であり憤りを感じる。公務員倫理研修や各種ミィーティングなどあらゆる方策で対応してきたが、再発防止に至らず今後さらに努力する」と、市民に対しての陳謝と見解が示されました。同僚議員より、本件に関して追加質問が行なわれ、今後の取り組みの覚悟、被害者に対する謝罪・心のケアについての対応、事件発生後の対応などについて質しました。理事者側より「市民の期待を裏切り重く受け止め、私生活面の把握、意識改革・職場環境の改善などさらに取り組みを進める」との見解が示され、再発防止に向けて緊張感のある対応、トップリーダーとして指導性を発揮してほしいなどの意見が述べられました。