2013年1月22日(火)気仙沼市の現地調査(その1)!

気仙沼市役所長崎市議会市民クラブ有志4名は、1月21日(月)から24日(木)にかけて宮城県気仙沼市及び福島県南相馬市を訪問し、「震災復興への市の取り組み状況と問題点」「放射能除染(生活圏)に対する市の対応」について現地調査を行いました。気仙沼市の概況は、宮城県の北東端に位置し、東は太平洋に面し、西は岩手県一関市、南は宮城県南三陸町、北は岩手県陸前高田市に接しています。太平洋に面した沿岸地域は、半島や複雑な入り江などリアス式海岸を形成し、気仙沼湾は天然の良港となっています。市の総面積は333.36平方㎞、人口は74,247人(平成23年2月末)、世帯数26,601世帯、産業は水産業と観光が中心となっています。

気仙沼市内陸地に押し上げられた大型船気仙沼市の被災状況は、平成24年12月25日現在、市内における死者1,040人(身元不明者10人)、行方不明者243人、全体家屋数63,803棟のうち被災家屋は25,996棟(約4割)、全体事業所数4,102事業所のうち被災事業所3,314事業所(約8割)が被害を受け、人口は震災前と比較すれば約5,000人が減少、世帯数も948世帯減少しているとの説明がありました。現時点の仮設住宅は、学校の敷地や野球場のグランドなど93箇所(3,504戸)に7,800人、みなし仮設住宅(民間借り上げAPなど)に4,118人が入居している。また、40隻以上の大型船が陸上に打ち上げられ、約3000隻の漁船が流出・損壊し、産業の中心である沿岸部に壊滅的打撃を受けていました。

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