長崎市は、1571年のポルトガル船の入港以来、海外貿易が始まり異国との交流で発展してきた街で、海外へ開かれた唯一の窓口として出島があり、異国情緒な史跡や観光名所に恵まれている。その長崎で、中国色豊かな灯の祭典「2015長崎ランタンフェスティバル」は、2月19日(木)17時30分から湊公園で点灯式が行なわれ2月5日(木)までの15日間、湊公園、中央公園、新地中華街、浜市・観光通りなどの市内中心部で開催される。期間中は、龍踊りや中国雑技・中国獅子舞、皇帝パレード、媽祖行列などのイベントが行われ、市内中心部には約1万5千個のランタン(中国提灯)・オブジェが飾られる。
市内中心部にも、ホテルや企業の玄関前、湊公園付近のメイン会場・新地中華街などには、ランタン(中国提灯)・オブジェも飾られるなど準備も進み、中国の旧正月を祝うイベントが近づいてきた。昨日9日は、長崎市行政改革審議会の出席のため、市民会館内のアマランス会議室に行く途中、市役所玄関前及び市役所西側広場前(議会棟前)には、虎のオブジェが飾られていた。長崎ランタンフェスティバルのメーンオブジェは、毎年の干支(えと)をモチーフにしたものが湊公園に設置される。今年の干支は、「未(ひつじ)」で、群れをなすところから家族の安泰と平和の象徴とされており、中国では縁起のいい動物とされている。写真は、2010年(平成22年)の干支「虎」のオブジェで、市役所西側広場に設置されている。ランタンの彩りを、皆様も是非ご覧ください。