長崎市議会は、8月25日議会運営委員会を開き、令和5年第5回定例会(9月議会)を9月1日開会し9月20日までの20日間と会期を申し合わせた。補正予算案は、原油価格・物価高騰対策に係るもの6億424万9千円、施策の推進に係るもの4億3,594万6 千円、内示等に係るもの2,067万9千円など一般会計に10億6,087万4千円、特別会計4,244万5千円の補正総額11億331万9千円が計上されている。物価高騰対策は、医療機関等物価高騰緊急支援事業費3億8,880万2千円、障害者福祉施設等に6,327万3千円、高齢者福祉施設等に1億5,041万4千円など、電気・ガス・燃料費の物価上昇分の一部を補助するとしている。
条例改正案では、本市独自の基準の明確化及び職員の事務の効率化を図るため、条例の規定形式を見直したいのと、その他所要の整備をする条例(29議案)、国の法令の一改正に伴い長崎市の条例を一部改正するものなど。財産の取得について(事務用ノートパソコ。)、工事の請負契約の締結について(西浦上小学校改築主体工事、改築管工事、改築電気工事)、(仮称)長崎市中部学校給食センター整備運営事業に係る契約に締結は、予定価格が1億5,000万円以上であるため議会の議決を要するものなど。人事2件、予算5件、条例35件、その他6件、報告7件の合計55件の概要が示された。市政一般質問は9月6日から8日までの4日間、各常任委員会は9月12日から付託案件を審査予定。(長崎港の写真は8月25日矢太樓南館より撮影)